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さんわどっく 株式会社三和ドック

印刷用ページを表示する掲載日2025年6月16日
外観写真はありません

三和ドックは、内航船・近海船・外航船の修繕・改造を手がける、国内トップクラスの船舶修繕専門会社です。年間300隻を超える修繕実績を誇り、内航船が全体の7割を占めています。国内外の多くの顧客から信頼を集め、安定した事業基盤を築いています。

2025年3月には、7号ドックの延伸工事が完了しました。全長260メートル・幅45メートルとなり、自動車運搬船(PCC)で最大76,500GTまで対応可能です。この新ドックの稼働により、より大型の船舶の受け入れが可能となるだけでなく、大型内航船や近海船を2隻同時に収容することで、ドック繰りの柔軟性が向上し、受け入れ隻数の拡大が期待されます。

また、人材育成と安全管理の強化にも注力しています。因島技術センターとの連携により、技術伝承を進めるとともに、HSEマネジメントシステムを導入し、ゼロ災職場の実現を目指しています。

環境負荷低減への取り組みも積極的に行っています。GHG排出削減を見据えた燃料転換工事や、風力推進装置など省エネ機器のレトロフィット工事にも対応。今後も先進的な設備投資と技術の維持・発展を通じ、船舶修繕業界をリードしていく方針です。

企業情報
事業内容船舶修繕事業
三和ドックの基幹事業である船舶修繕は、内航船(国内の港と港を行き来する船)をはじめ、大型の外航船(国際航路を航行する船)まで、幅広い船種のメンテナンスや修理を行っています。船は長期間の航海や使用によって傷んだり劣化したりするため、安全に航行できるよう定期的な点検と修繕が必要です。当社では、専門技術を持つ職人や技術者がチームで協力し、船体の損傷補修や機械設備の整備など、船を「健康」な状態に保つ役割を担っています。

エンジニアリング事業(改造工事)
船舶の用途や時代のニーズに合わせて、船の性能や構造を変える改造工事を行う事業です。たとえば、貨物の積載能力を増やしたり、新しい装置を取り付けたりすることが含まれます。三和ドックでは、設計から施工までを一貫して担当し、高度な技術と経験を活かして最適な改造プランを提案します。これにより、お客様の多様な要望に応え、安全性と効率性を両立させた船づくりを実現しています。
代表者
代表取締役 寺西 秀太
本社所在地〒722-2193
広島県尾道市因島重井町600番地
電話番号0845-26-1111
メールアドレスrecruit@sanwadock.co.jp
本社ウェブサイト
県内事業所
(本社工場)広島県尾道市因島重井町600番地
業種その他
創業1961(昭和36)年 10月
資本金7,000万円
会社沿革・1961年 第一船舶艤装(株)として創業

・1962年 三和船舶艤装(株)に社名変更

・1970年 現在地に移転し、(株)三和ドックに社名変更。No.1・No.2ドック完成

・1973年 No.5ドック完成

・1983年 神戸事務所を開設

・1984年 東京事務所を開設

・1991年以降 各種工場や社宅・寮などのインフラを順次整備

・2001年 No.3ドック完成(旧No.2ドックを拡張)

・2007年 艤装桟橋完成(総岸壁長706mに)

・2016年 No.7ドック(63,000GT)と新本社ビルが完成

・2017年以降 工場・倉庫・寮の増設、「Craftsmen’s Base」や神戸設計事務所を開設
従業員数(全体)440名(社員310名、社外工130名)※2025年6月データ
従業員数(うち正社員数)239名 ※2025年6月データ
年間売上額57億7,516万円(2024年8月)
主要取引先
上野トランステック(株)、オリックスマリタイム(株)、NSユナイテッド海運(株)、(株)商船三井、(株)辰巳商會、川崎近海汽船(株)、栗林商船(株)、ENEOSオーシャン(株)、鈴与海運(株)、第一タンカー(株)、第一中央汽船(株)、鶴見サンマリン(株)、東ソー物流(株)、日本郵船(株) 、他 国内外船社
職場見学受け入れ可能
職場見学詳細(1) 受入対象
・大学生:随時可能
・高校生:学校を通じて担当者へご連絡ください

(2) 受入可能人数(目安)
・大学生:1~5名程度
・高校生:要相談

(3) 担当部署(担当者)および連絡先
・管理部 管理課 志賀
・TEL:0845-26-1111(代表)

(4) その他・注意事項
・大学生の職場見学希望はマイナビ経由でご連絡ください
・過去に大学生・高校生の受入実績あり
備考

私たちの魅力
●多種多様な船がやってくる
新たに船を作る造船所では、会社によって造る船に得手不得手があります。タンカーが得意な会社、客船が得意な会社、といった具合に、すみ分けされています。一方、修繕をメインに行なう当社は多種多様な船を扱います。タンカー、セメント船、貨物船、LNG船、フェリーやRORO船など、大きさの異なる船や特殊な船など毎回新鮮な気持ちで仕事に取組めます。

●一人一人の裁量が大きい
造船会社では、営業・計画・設計・建造など工程によって担当範囲が大きく分断されています。そのため1隻に関われる範囲も限定的です。当社では、船舶技師と呼ばれる船舶担当が、船体・機関・電気の主に三つの部門に分かれて一隻の船を担当し、お客様とのコミュニケーションから修理の結果の確認まで、自分の担当の範囲の全ての作業に責任を持ち、仕事を進めていきます。若手から裁量が大きく、責任ある仕事がやりがいにつながります。

●お客様との絆
造船所の場合、成果物は船です。造船所とお客様の関係は、船の引き渡しまでです。当社では、船を長期的に活かすのが目的であり、船が寿命を迎えるまでの長期に亘って、船やその持ち主である船主様のお役に立つ必要があります。船と共にお客様とも長期的なお信頼関係を築き、仕事を超えた絆を持てる仕事ができます。

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