記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ、掲載しています。
なお、〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。
会見日:令和8年2月13日(金曜日)
・令和8年度施策及び事業案の概要
・令和8年度施策及び事業案の概要
(事務局)
ただいまから令和8年度施策及び事業の概要の発表を行います。それでは横田知事お願いします。
(知事)
それでは私から令和8年度の施策及び事業案の概要ということでご説明をいたします。この個別の内容につきましては、これまで各局からご説明申し上げていると思いますので、本日は私から、特に取り組みたい重要施策のポイントだけになるかと思うのですけれども、ご説明させていただきたいと思います。
それでは来年度の重要施策ということです。基本的な施策の方向性ということで、「人を惹きつける地域づくり」、そして「県民の安全・安心な暮らしの基盤づくり」、「被爆を経験した広島の使命」ということで、この3本柱を1度ご説明をしているかと思います。この背景としては、今人口減少でありますとか、若者の転出超過が大変大きな課題になっております。広島県をより人を惹きつけるような広島県にしていきたいということで、考えたものでございます。いろいろ社会情勢の変化がございますので、その新しい時代の要請に応えて、県民が誇りを持ち続けることができる広島県の実現を目指して、令和8年度は、この本県が持つ多彩な宝や強みを磨いて魅力を高め、県内外の人々の交流によって創造性と活力を生み出していく、さらに多くの人を惹きつけて、経済も成長するというそういう好循環を目指してまいりたいと〔考えております〕。そしてそれによってあらゆる分野での発展につなげてまいりたいと考えております。その土台として、県民の安全・安心な暮らしを確保するということが必要だということでございます。
では、まず「人を惹きつける地域づくり」ということでご説明をさせていただきたいと思います。資料全体を見ていただきますと、まずは企業の成長ということで、経済を元気にするということが必要でございますので、企業の成長を応援して、経済を活性化させることを目指した施策を打ち出しております。いろいろありますけれども主なものとしては、「先端・成長産業の育成と集積」ということで、半導体関連の産業をまず集積をさせていただきたいということです。様々な、マイクロンさんを中心として、半導体産業はありますけれども、さらなる拡大でありますとか、県内の企業の新規参入なども促進するようなことも考えていきたいと思っております。そして、イノベーションの創出が広島県内でしっかりと行われることが重要ですので、特に生成AIの発達というのが、昨年大変大きく進展しましたけれども、こうしたAIをはじめとする、デジタル化を含めて、様々な企業が広島の地で、地域課題の解決のために様々な新しい取組をしていくことを促してまいりたいと思っております。「ひろしまAIサンドボックス」などの取組をしておりますけれども、これを引き続き実施していくということでございます。そしてさらに、取組の2でございますけれども、生産性の向上というのが大変重要です。今、物価の高騰が続いておりまして、なかなか実質賃金の上昇というところまで実現できていない状況でございますけれども、やはり県内企業の生産性の向上を実施していくために、業界単位でのDXの推進でありますとか、あるいは若い方々が成長実感を感じられるような、そんな職場環境を作っていただくための支援というのを実施していきたいと思っております。特にトラックだとか、大変人手不足が激しい業界がございますけれども、トラック業界そして介護、障害福祉現場、こういったところの改善などに取り組んでいきたいと思っております。
次でございますけれども、もう1つの柱としましては、「多様な暮らし方・働き方を選択できる環境づくり」ということで、性別にかかわらず、誰もが暮らし方・働き方を選択できて、個性と能力を発揮しながら挑戦できる社会を実現していきたいということで、取組としましては1つは、「わたしらしい生き方の実現に向けた環境づくり」ということで、アンコンシャスバイアスの解消に向けた、意識啓発でありますとか、「共育て・共家事」、「男性の育児参画」、こういったことを進めていくための情報発信をやっていきたいと思っております。そして取組の2としましては、女性活躍の状況というのが業界によってかなり差があるのではないかと考えておりまして、特に女性の少なかった業界において働きやすい環境を作っていくということで、例えばトラック運送業であるとか、建設業であるとか、そういったところで、女性用トイレ、更衣室の整備なども含めた環境整備を支援してまいりたい。また、これも手挙げ方式になるかと思うのですけども、業界ごとに賃金格差でありますとか、女性活躍の環境を整備するためのアクションプランを作っていただきたいと考えておりまして、そのための伴走支援なども実施していきたいと思います。そしてライフステージに応じた再就職支援ということで、キャリア形成の支援を引き続き実施していきたいと思います。
そして次ですけれども、今、少子化ということが大変課題でございますが、結婚とか子育て支援にもしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。特に、結婚したい、あるいは子育てをしたいと思っている方々がなかなかそれに踏み切れないという状況があると思っておりまして、子供を産み、育てたい方、あるいは結婚したい方の後押しをしていくような対策というものを取り組んでいきたいと思っております。それにはやはり結婚とか子育てが楽しい、良いものだと感じられるような、そんなポジティブ情報をしっかりと伝えていく必要があると〔考えております〕。情報というのはネガティブな情報の方が受け取りやすいという傾向がございますけれども、しっかりとポジティブ情報を発信していく取組というのをやっていきたいと思っております。そして子育てという意味では、「ひろしまネウボラ」の取組を始めておりますけれども、この機能強化をしていくことによって、専門的な人材を育成して、子育て家庭にしっかりと支援を届けていく。それから、子供たちの居場所であるとか、家族での過ごす場所であるとか、様々な居場所が求められている状況だと思います。これはニーズが多様化しておりますので、その多様なニーズに合っていくような様々な居場所を各地で作っていくようなそのための研修会であるとか、関係者の連携促進を進めてまいりたいと考えております。
次ですが、人を惹きつけていくためには、楽しみとか遊びの充実ということも、大事ではなかろうかと思います。「広島の楽しみ・遊びの充実」ということで、まず遊び情報へのアクセスの改善をしていきたいです。様々な身近なイベントの情報だとか、あるいは体験スポット、あと観光地についてもそうですけれども、様々な情報をやはり届けていくということが大事だと思っております。一元的に収集して発信するというのは、結構難しいことでもありますので、まずは情報を届けるための方策を検討してまいりたいと思っております。市町であるとか様々な民間企業の方々が、やっておられる、そういった情報をどうやって集めていくのか、どうやって届けるのか、これを関係者とも一緒になってまずは検討していきたいと〔考えております〕。検討だけかと思われるかもしれないですけども、1つをこういう方策でやっていこうということが決まれば、なるべく早くそれを実行に移していくように、進めてまいりたいと思っております。もう1つは「楽しみを増やす」ということでございます。まずできることとしては、県が所有している施設において様々なイベントでありますとか、ナイトミュージアムなどのできることを検討して、実施をしていきたいと考えております。内容としましては、体験型のイベントだとか、ナイトミュージアム、古代キャンプなどの実施ということもございますけれども、びんご運動公園につきましては、今スクリーンの更新をしていこうとしておりますので、それを使ってどういったことができるか、そういった検討も進めてまいりたいと考えております。そして広島飛ばしということがよく言われますけれども、ライブコンサートに関してどういう状況を広島で作っていったらいいのか、これを今も検討を始めているところでございますけれども、さらに若者のニーズ把握でありますとか、事業者の意向でありますとか市場の調査ということを進めてまいりたいと考えております。こちらについては、この対策で終わりということではありませんので、何をやっていくかについては今後部局横断での施策検討の場を設けまして、引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。
次は「観光振興」でございます。これも広島の魅力を高めることにも大変重要な取組だと思っております。宿泊税がこの4月1日から始まりますけれども、それを活用しまして、観光を広島の主要産業に育ててまいりたいと考えております。中身として何をやるかということですけども、まずは観光への投資を加速していきたい、宿泊税を有効に活用したいということですけれども、そのための考え方としては、今、2つの世界遺産に多くの人に来ていただいておりますけれども、さらに広島県内を周遊していただきたいと考えておりますので、まず周遊していただくための観光資源の磨き上げですとか、あるいはテーマ、ストーリーというのが大事でございますので、これを核とした観光ルートの形成に取り組んでまいりたいと考えております。例えば、里山を生かしたマウンテンバイクの拠点づくりであるとか、歴史的建造物、これもそのままではなかなか人が来られるような状況にはならないと思いますので、魅力向上のための投資をしていくということでございます。さらには受入環境整備としまして、いろんな訪問者を受け入れられるように、ユニバーサル化、二次交通の充実、もっと言えば、多言語化、いろんな説明を多言語にしていくだとか、あるいは観光施設等へのオンライン予約システムを導入していく、こういった対策を進めていきたいと思います。さらには、市町でありますとか、様々なDMOもございますので、そことの連携を強化して、その情報発信力を強めてまいりたいと考えています。さらに、観光の消費額を拡大していくためには、それを支える人材が必要でございますので、観光人材の育成ということで、県立広島大学大学院の経営管理研究科において観光経営人材の育成をしていくための講座を新設していくということでございます。県全体の観光戦略に関しましては、来年度しっかりと計画の見直しなどもありますので、県全体をまとめていくような、司令塔の役割を果たしていけるように検討を開始していきたいと思っております。これに関しても今後、部局横断での施策が必要かと思います。観光産業は幅が広いので、交通の関係でありますとか、もちろん観光地もそうですし、それぞれの市町も含めて、部局横断的な施策の検討を開始したいと考えております。
次でございます。人を惹きつける地域づくりで、重要なのが教育でございます。今AIも含めて社会情勢が大変早いスピードで変化をしております。そんな中で子どもたちにどんな教育をやっていくのかということは大変重要なことでございまして、今、教育大綱の議論なども進めておりますけれども、一人一人それぞれの能力を伸ばして、社会に貢献する人材育成につなげるための教育を実施していきたいということです。特に広島県はやはりものづくり産業というのが大変重要でございますし、県土や暮らしを支えるエッセンシャルワーカーでありますとかそういった職業につく方々、ここも大変人手不足、人材がなかなか集まらないという課題がございます。こういった職業への関心を喚起していくための、広島ならではのキャリア教育を進めてまいりたいと考えております。具体的には今も様々なところでこういった取組が行われておりますけれども、これを地元企業と連携することによって、もっと面的に広げていきたいということと、幼少期から小中学校それから高校、それぞれでやっていく、そのキャリア教育はちょっとずつ違うと思うのですけれども、それぞれの段階に合わせたキャリア教育をしていきたいということです。幼少期であれば遊びを通じて県内企業に触れていく職場体験でありますとか、高校生でありますと地元企業による出前授業だとかインターンシップだとか、よりその職業感、その仕事とはどういうものかも含めて、感じられていくような対策をしていきたいと考えております。今年度、企業の方々に関しましてはこの広島「ミツカル!ひろしまカンパニー」という、学校と地元企業が繋がるサイトを立ち上げておりますので、こちらもしっかりと活用していきたいと考えております。
次でございます。「県民の安全・安心な暮らしの基盤づくり」ということでございます。この1番目に挙げているのが農業でございます。農業に関しましてはこれまでの企業経営体を育成して、生産性を上げていくという取組を実施してきたところでございます。来年度から、そういった取組も続けながら、さらに今、地域で人が少なくなっております兼業的な農業でありますとか、小規模な農業者が継続してきた食料生産というものの持続性というものも、今、なかなか危うい状況になっていると思います。もっと面的に農地の集約化を進めていきたいと考えております。それから水路なども、昭和30年代40年代を中心に、県内全域で整備をされてきましたけれども、そういった農業施設が老朽化しておりますので、そういったものもきっちりと再整備をした上で、次の世代に引き継いでいかなければいけないと考えております。また、新規就農者の取組もこれまで力を入れてやってきたわけですけれども、さらに、若い新規就農者だけではなくて、50代とか60代とか、第2の人生で農業を始める方々も含めて、地域で担い手が育成される仕組みを作ってまいりたいと考えております。具体的には、まずは農地の活用、集約化していくためには、地域で話し合いをして、どういう農地にしていくかということを地域で考えていただかなければいけませんので、そういった農地の活用方針の整理を各地でやっていただく。そのための支援を県庁で進めていく。農地の集積・集約・大区画化ということであれば農地整備の事業がございますのでこれを活用していただく。そして、そうすることによって、スマート農業であるとか、様々な機械が使えるようになりますので、生産性を上げていくということでございます。生産性が上がった農地であれば、やってみたいという方々も農地を始めやすくなりますので、そういった担い手を地域で育てていくようなこと、今も農業に関しましては地域で中心となってやっていただけている担い手がいらっしゃいますけれどもその方が先生となって、新しい研修制度を構築してまいりたいと思います。これも中山間地域の活性化とも一緒になってまだまだやっていかなければいけない課題がございますので、部局横断での施策の検討も開始していきたいと考えております。
次でございます。農林水産業に関しましてはかきを始めとして今、気候変動の影響を大変大きく受けている状況でございます。かきの対策につきましては私もその就任後、すぐに着手をしておりまして、今有識者の方々に原因究明と、どういう対策をとっていったらいいのかということを議論していただいてるところでございます。それを踏まえまして、やはり養殖方法も見直していかなければいけないということで、海洋環境の変化に対応した養殖方法の検討と実証をしていかなければいけないと考えております。まだ面的に広げていくというのはちょっと先になるかもしれませんけれども、まずは新しい方法を実証して、しっかりと生産ができる体制を目指してまいりたいと思います。それから漁場環境に関しても今、魚が少なくなっていると言われますけれども、しっかりと海底耕うんでありますとか、かき殻を散布して海の中の環境を整えていくことも実施していきたい。それから栄養塩類が足りないのではないかという話もございます。これについても、計画を策定をいたしまして、計画的に進めていきたい、こういった漁場環境の改善を取り組んでいきたいと思っております。さらには、藻場の造成とか、ナマコなどの種苗の放流による水産資源を増大する取組、これも取り組んでまいりたいと考えております。また農業も含めて、様々な情報をしっかりとデータベース化して、農業の気象データプラットフォームを構築することによって、そのデータに基づく農業でありますとか、あるいは高温耐性の品種を育成したりとか、農業用ハウスの環境整備技術、これも普及していきたいと思っております。こういった技術開発はしっかりと県の技術センターを中心に進めてまいりたいと考えております。
そして、中山間地域の活性化に関してでございます。様々な人口減少に伴って地域の課題が解決できないという状況が各地で広がっているところでございますけれども、ここはなかなか人口を増やすというところは難しい点はあるのですけれども、関係人口をしっかりと呼び込んでいく対応をとっていきたいと思っております。具体的には様々な地域課題がございます。なかなか草刈ができないとか地域の手入れができない、柿がもげないということもありますけど、そういった地域の課題等を支援したいと思っている都市住民の方もいらっしゃいます。子供たちにも、こういった自然であるとか中山間地域を体感していただくということは教育上も大変重要なことでございますので、そういった都市住民と中山間地域の、マッチングプラットフォームを構築していきたいと思います。イメージ的にはこの掲示板機能ということで、こういったことに悩んでるという課題、それから参加してみたいという方々、これをマッチングしていくような取組を始めたいと考えております。また、中山間地域の様々な課題、地域交通だとか、買い物弱者支援、こういったことを解決していくための起業に関しての支援。またはその地域づくりを行う人材の育成として、「ひろしま『ひと・夢』未来塾」というのをやっておりますが、これも引き続き実施することによって、しっかりと地域の中で活性化していく取組を後押ししてまいりたいと思っております。これも先ほどの農業を含めまして、部局横断での施策検討を進めてまいりたいと考えております。
安全・安心な暮らしの基盤の1つとして、今度は医療・介護・福祉でございます。これも全ての県民が質の高い医療等のサービスを受けて暮らし続けることができるようにしてまいりたいということで、まず高度医療人材育成拠点の構想、この具体化に向けた新病院に関しましては、実施設計に着手してまいります。そして、昨年の11月に広島県手話言語〔及び情報コミュニケーションに関する2つの〕条例が策定されましたけれども、これを踏まえて、手話言語、あるいは障害特性に応じた意思疎通手段に特化した様々な出前講座を新設したりとか、手話の日に合わせた広報などに取り組んでまいります。そして、発達障害の初診が長く待機されているということで、その解消に向けた連携の体制を構築してまいります。また、人手不足などが言われておりますけれども、介護の現場におきまして様々なテクノロジーを導入していって欲しいということで、モデル的な施設の創出などに、まずは取り組んでまいりたいと思っております。AIだとか、ロボットといったものもかなり進化しておりますので、そういったものをしっかりと介護現場に入れていく取組を推進してまいりたいと考えております。
次でございます。安全・安心なまちづくりということで、防災・減災対策の強化でございます。昨年、地震被害想定も広島県の被害想定も改定されましたし、そして能登半島地震で様々な課題が顕在化しました。検証結果も報告をされております。これを踏まえまして、広島県においても、まずは自主防災組織における地震・津波に係る避難訓練、これを県としてもしっかりと後押し、支援をしていくための対策を進めてまいりたい。また、被害が発生したときの初動対応というのが大事でございまして、避難所も含めて、トイレ環境の確保というのが、能登半島地震でも大変顕在化しておりますので、こういった対策についての手順の整理、訓練の実施というものをしていきたいと考えます。また、災害対応の応急救助の物資がございますけれども、この備蓄も強化をしてまいりたいと考えております。この他、インフラの整備、流域治水、そして逆線引きなどの着実な実施を進めていくとともに、自助、共助、公助一体となった取組を進めてまいりたいと考えております。
次でございますけれども、最後、「被爆を経験した広島の使命」ということでございます。これは核兵器のない平和な世界の実現を目指して、国際平和拠点ひろしまを実現することを通じて、平和で安定した国際社会の実現に貢献してまいりたいと考えております。具体的には、昨年被爆・終戦80年の事業を様々実施しておりますので、そこで得られた世界的なネットワークを活用しまして、核廃絶に向けた具体的なプロセスやその行動についての研究を進めてまいりたいと考えております。そして、今年4月末から始まりますNPT運用検討会議などの国際会議の場での働きかけも実施してまいりたいと思っております。秋には核兵器禁止条約の会議もございますので、そういったことも視野に入れながら、様々な主体との連携を進めてまいりたいと考えております。また、人材育成も重要でございます。「ひろしまグローバル・ユースフォーラム」というものを立ち上げまして、その開催も含めて、HOPe「一般社団法人へいわ創造機構ひろしま」と連携して進めてまいりたいと考えております。
では最後に、令和8年度当初予算案の概要ということで、説明させていただきたいと思います。令和8年度の当初予算は1兆1,514億円となっておりまして、対前年度比で616億円の増、率にして、105.6%となっておりまして、過去最大の予算規模となっております。このうち、先ほど説明しました重要施策に係る政策的経費ということでございますけれども、事業費ベースで1,913億円から1,974億円ということで、61億円の増となっております。また、これと一体的に編成する国の補正予算を活用した、令和7年度補正予算と合わせると総額1兆1,990億円ということで、対前年度比で739億円の増、率で言うと106.6%ということになっております。令和7年度当初予算から、令和8年度当初予算に至るまでの主な増減要因をここで示しております。まず、金利上昇による公債費の増加などの経常的経費というのが増加しております。また、高校無償化や学校給食費の負担軽減に係る経費、社会保障関係費なども増加してるということでこれがプラス145億円ということになっております。それから、こうした中で優先順位だとか、あるいは費用対効果の検証評価を踏まえて歳出見直しも同時に進めておりまして、重要施策を着実に推進するための予算を確保しているということでございます。この費用対効果を踏まえた歳出見直しということで、マイナス44億円、そして先ほどちょっと説明しましたけど重要施策の着実な推進ということで、プラス61億円ということになっております。
最後に施策体系別の予算規模でございます。かなり項目によって額は違うのですけれども、令和8年度におきまして、この県政の発展に向けてこれらの政策を着実に推進してまいりたいと考えております。全体、もちろん全ての施策についてしっかりと対策を取っていくわけですけれども、今のご説明しました重要施策ということでは、全体としてこのような規模になっておるところでございます。ちなみにこれは補正予算を含む額となっておりますので先ほど申し上げました額と、ちょっと数字が違うのですけれども。あと令和8年度予算と補正予算を合算したもので先ほどの最後のページも、これは合算したものということでご承知おきいただければと思います。私からの説明は以上でございます。ありがとうございます。
(事務局)
それでは質疑に入ります。終了時刻は12時を予定しております。質問のある方は挙手をして社名を名乗ってからお願いいたします。なお、手話通訳者の方が通訳しやすいよう質問をはっきりと教えていただきますようお願いします。またご質問いただく際は資料のページ番号をお示しください。それでは挙手をお願いします。
(山陽新聞)
山陽新聞社の臼杵です。よろしくお願いいたします。個別というよりは全体的なところでお尋ねをしたいと思います。今回の当初予算の編成につきましては、知事さんご就任後、初めてということですが、この予算編成の作業を振り返りまして、知事さんはどのような印象をお持ちでしょうか。最初、事業において、予算額をつけるというのも、いろいろとやりくりの中で、大変な作業だったかと思います。また歳入についてもなかなか厳しいところは当然あろうかと思います。こうした初めての予算編成を手がける中で、最も苦労した点というのがありましたら、それもあわせてお聞かせください。
(答)
私、今回の知事選においても、こういうことを実施していきたいということで、いろいろと訴えてまいりました。そのような中身をしっかりと入れたいと思って、職員の皆さんともいろいろ議論を重ねてまいりました。ただ、ご指摘のとおり、県の全体の予算ということでもやはり、厳しい財政状況であることには変わりありませんので、将来を見据えた上での県の予算の使い方というところについては、かなり神経を使うところがあったかと思います。その観点で、これまでやってきたことに関しても、どういった成果が出ているのか、あるいはなかなか具体的な成果は見えないにしても、将来的にどういう方向性でやっていけば、その成果に結びつくのか、そういったことを1つ1つ、担当の方々も含めて、議論をしてきた、この2ヶ月半だったかと思います。その辺りがやはり苦労とした点ということで言えば、苦労した点でございます。それからもう1つ、様々な実現したいことというのがありますけども、それに至るやはり道筋という具体策という面では、大変難しい点もあったかと思います。私としてはすぐにやりたいことがたくさんあるわけですけれども、先ほどの説明の中でもご説明いたしましたがまだまだやはり検討を進めていかなければいけないということもありますので、またこれは来年度の体制も含めて、しっかりと長期的な課題にも取り組んでまいりたいと考えています。
(山陽新聞)
ありがとうございます。事業全般を拝見いたしまして、この度の当初予算は、知事さんがなされたいこと、あるいは県を発展させる上においてなされたいことの、布石を打ったような、そういった予算案ではなかろうかと思いますが、そのことについての思いをもう少しお聞かせいただけたらと思います。
(知事)
私は最初のページでもご説明をいたしましたけど、やはりこれから人口がなかなか増えていかないというか、人口減少でありますとか、若者が転出超過している、こういった課題にどうやって打ち手を繰り出していくのか、これが一番大きな課題であり、意識したところでございます。そして、もっと長期のスパンで考えた時に、やはり将来の世代に何を残していくのか、どういった広島の形を残していくのかということも、大変重要だと思っております。そういった考えから、まずは人を惹きつけるための対策、そしてそれを支える基盤の部分、暮らしと、生活を支える基盤をしっかりとやっていくということも、改めて認識した上で、それを具体的な施策に落としていったということでございます。特に、今都市機能の強化ということと、もう1つは中山間地域も含めて、あと農業も含めてですけれども、この広大な県土の、いわゆる中山間地域の部分をどのようにデザインして残していくか、こういったことを強く意識をしたことかと思って、島嶼部もそうですけれども、そういったところをどのように、将来的にも人が住むところとして、魅力的なところを作っていくのかということが大事かと思って、議論したということでございます。それともう1つはやはり多くの人に来てもらいたいということです。関係人口、交流人口というものは、かなり意識したいと思います。以前のこれまでの社会と比べて、確実に時間距離は縮小していますので、今東京一極集中と言われてそこも課題ですけども、これは国ともよく議論をしていき、働く場所であったり、学ぶ場所というのをもっと全国に分散していかなければいけないとは思うのですけれども、一方でいろんなところに行ったり来たりというのはすごく容易にできるようになってきております。時間距離が短縮して、いろんなところに1人の人が行ける、こういったところをしっかりと活用しながら、行きたい場所としての広島県を作っていくということが大事かと思って、今回の予算編成にあたりました。
(事務局)
他にご質問のある方はいらっしゃいますか。
(毎日新聞)
毎日新聞の川原です。よろしくお願いします。18ページの核兵器のない平和な世界の実現のところですけど、このひろしまグローバル・ユースフォーラムは仮称となっていますが、これはいつぐらいに開催する予定とか、具体的にどういうことをやるかというのは、具体的にはいかがでしょうか。
(知事)
ちょっとこれからではあるのですけれども、考え方として、これまでも若い方々に広島に来ていただいて、広島の被爆の実相でありますとか、あるいは復興の歴史というものを考えていただいたり、あるいはこれから核兵器がある社会において、核兵器をなくしていくために、どうしたらいいのかということを若い人たちに考えていただくということもしているところではございますけれども、さらにその取組を強化していくという考え方でございます。まだちょっと、いつごろどういう形でというのはこれからの検討になるのかと思っておりますけれども、そこもなるべく効果的にやるということと、それをしっかりと発信して、こういった被爆地広島に学ぶ、それを学んだ人たちが、こういった平和に関しての様々な研究だったり、考えをさらに深めていく、そのための環境整備をしていきたいと考えています。
(毎日新聞)
ありがとうございました。あともう1点ですが、今回の予算編成、知事の初めての予算編成ということですけど、横田カラーというかそういうのを出していたと思うのですが、やはり農林水産関係ですか。
(知事)
カラーをわざわざ意識しているわけではないのですけども、私がやはり重要だと思ったところをしっかりと今回入れ込んだ予算になっているかと思います。1つはご指摘いただいた農林水産業でありますとか中山間地域の持続可能性というところを、あるいは将来世代に何を残していくのかというところを考えた上での予算編成にはなっていると思います。それともう1つはやはり人を惹きつける地域づくりということで、楽しみも含めて都市部であったり、魅力、文化芸術も含めてその楽しみ、楽しいことの振興というものを意識した予算編成にしたということでございます。
(事務局)
他にご質問のある方はいらっしゃいますか。
(読売新聞)
読売新聞社の荒川と申します。今の質問にちょっと関連して失礼いたします。12ページの農地再整備についてですけれども、部局の方からいただいた資料だと、農地再整備元年という言葉も打ち出されておりました。ここに農林水産省ご出身の横田さんの思いとかも含まれるのかと思うのですけど、この農地再整備元年という言葉と、この令和8年度を契機にしたいというところだと思うのですけど、そこに対する思いというのを少しいただいてもよろしいでしょうか。
(知事)
農業の生産性を上げるということは大変重要なことで、そういった対策はこれまでもしっかりと取り組んできたと思うのですけども、私がやはり着目したいのは面的なこの農地を、耕作放棄地も増えています。なるべく多くの農地、その食料の生産に、活用できる農地をなるべく多く、次の世代に引き継いでいきたい、そういった思いがありまして、農地を集約化していくための、その1つの運動として、進めていきたいと思いまして、今回農地再整備人材育成プロジェクト、元年に来年度をしていきたいという思いでございます。そのためにはやはり地域の方々がしっかりと考えていただかなければいけないということで、県だけがそれを言ってもいけないので、こうした農地を集約化するということを進めていきましょう、あるいは農地を再整備して古い水路もしっかりと再整備していきましょう、こういったことを地域の方々に考えてもらうために、運動として進めていきたいという思いでございます。
(読売新聞)
ありがとうございます。それからちょっと戻るのですけれども、先ほど楽しみの振興という言葉がありましたけれども、全体的に見て、身近なイベントの発信ですとか、新たな箱物などを作るというよりは、今ある広島県の、魅力・施設などを最大限活用していくということを意識されたのかと勝手に思ったのですけども、その辺り知事のお考えはいかがでしょうか。
(知事)
まず、取り組めることとしては、今ある施設をしっかりと有効活用していくということで、まずは県施設を活用して、こういった楽しみを増やすということをやりたいということでございます。あとは様々な情報がありますけれども、そういったことにアクセスしにくいのではということを感じまして、それも改善をしていくために、アクセス改善ということで、情報収集、発信ということを考えているわけです。これだけかと思われるかもしれませんけれども、まず取り組めることとしてはこういうことだということで、将来的にはこの遊びということと観光振興も、私はそんなに変わらないというか、割と近いところにあるのかと思っております。様々な施設だとかも含めて、例えば更新をしていくということも含めて、それはすぐにできることではないですが、楽しみの充実ということを念頭に置きながら、様々な整備も今後検討できたらと考えております。
(読売新聞)
ありがとうございます。最後に全体的な財政といいますか、予算の規模について、過去最大の規模の予算とお伺いしております。財政運営目標の100億円以上というのを、財政調整的基金は満たしておりますけれども、105億円ということでかなりぎりぎりなのかと。それから実質的な県債残高は増加しておりますし、厳しい財政状況なのかと思うのですけれども、その辺り、知事として見方はいかがでしょうか。
(知事)
令和8年度の当初予算は過去最大ということでございますけれども、この背景にはやはり物価の上昇もございますし、様々な対策を増やしたということもあるのですけれども、1つは、やはり物価の上昇、あるいは高校無償化、給食費の負担軽減への対応などで増えている部分がございます。一方で、財政的調整基金だとか、あるいは県債の基準ということで、今将来負担比率ということでは、190%程度に収めるという規律を決めて、取り組んでいるわけでございますので、今こうなっていますけれども、しっかりと期中においても、有利な県債を活用していったりとか、実際の執行にあたっての工夫ということもしながら、なるべく県の財政の健全性ということは、念頭に置きつつ、執行については考えていきたいと思っております。今、この全体、国もそうですけども、全てのこういった自治体とかでも、やはり物価高騰の影響というのは大変大きなものかと思いますし、社会保障経費なども、高齢化に伴って増えておりますので、そういったところもしっかりと状況を見ながら、いわゆる県財政への健全性ということは、保っていきたいと考えています。
(読売新聞)
ありがとうございます。知事のお考えとして県債の実質的な残高や、財政的調整基金が減少してでも、今やはり、転出超過の状況などから県の厳しい状況を考えると、そこは致し方ないという部分なのか、やはり攻めていかないといけないと言いますか、積極的に予算措置を講じていくべきだというお考えということでしょうか。
(知事)
実施するべきところは実施していくべきだと思っております。それは1つの財政規律の中で、それを実施していきたいということでございます。
(読売新聞)
ありがとうございます。
(事務局)
他にご質問のある方はいらっしゃいますか。
(中国新聞)
中国新聞の和多と言います。先ほどの過去最大の予算規模に関連しての質問ですが、21ページの前年度からの増減要因の説明資料では対前年度比で見ると、増加額で言うと、この社会保障費が一番大きいかと思うのですけど、先ほどの知事のご説明ではその押し上げ要因、今回ならではの押し上げ要因としてはその物価上昇であったり高校無償化、あと金利の上昇というのもここにあるのですけど、どれが一番影響したというご認識でしょうか。
(知事)
一番という意味では、ここでご覧いただいているようにやはり社会保障関係費とかあと市町への税交付金なども増えておりますので、こういったところが一番大きいところかと思っておりますが、ただ、全体としてはやはりいろんなものにお金がかかってきている状況はございますので、物価上昇というのも大きい話かと私は考えております。金利上昇ということではこちら、経常経費の増ということになっております。
(中国新聞)
新年度当初予算の特別的な要因をちょっとお伺いしたかったのですけど、社会保障費は毎回増えてはいると思うのですけど、今回ならこの押し上げ要因になったところの部分というのは、どういったご認識をお持ちなのかという質問だったのですが。
(知事)
政策的経費の中でですか。
(中国新聞)
今回過去最大の予算規模になりまして、社会保障の消費の増大は毎回予算編成の度に、増えてはいると思うのですけど、新年度当初予算を編成する中で、今年の、今回ならではでの押し上げた要因は。
(知事)
そういう意味では、先ほどの社会保障経費だとか、金利上昇などによるものを除くと高校無償化、学校給食費負担軽減の対応というのが一番大きいかと思います。
(中国新聞)
ありがとうございます。
(事務局)
他にある方はいらっしゃいますか。
(TSS)
テレビ新広島の若木です。お世話になります。宿泊税がいよいよスタートしますけれども、改めて現在の観光地としての広島の課題への横田知事のご認識と、改めて今後の可能性について、この活用策も含めてお聞かせください。
(知事)
今、観光客としては、大変コロナ後増えております。特にインバウンドが増えている状況でございますが、日本人の観光客というのは、ちょっと減っているという状況でございます。広島県の観光の課題としましては、やはり今2つの世界遺産に大変多くの方に来ていただいているという状況がありつつも、なかなかそこに集中してしまって、周遊したりとか、あと宿泊する方々の人数という面では、もうちょっと拡大していく余地があるのではないかと考えます。ですので、今回、市町とか、あるいはDMOなどとの連携ももっと強化をすることによって、周遊促進に力を入れていきたいということです。様々なところに魅力的な場所はありますので、そこをどのように、人々に行っていただいて、どういう時間を過ごしていただくのか、こういったことも含めて、テーマとかストーリーも含めて、整備をしていきたいということでございます。
(TSS)
ありがとうございます。あともう1点、政策いろいろな中で今後、部局横断での施策を検討というものもたくさんあると思うのですけれども、改めてここに関して、今の県庁の組織体制について知事が就任されて数ヶ月ではありますけれども、考えてらっしゃる課題であったり、来年度以降その施策をスピードアップさせるために必要だと思われていることを伺えますでしょうか。
(知事)
組織はどこもそうですけれども、それぞれの分野というもので区切って、その分野においては意思決定だったり様々な施策をスピード感を持って実施していくためにこういった組織体制になっているということだと思うのですけれども、ただ先ほどの観光もそうですし、人を惹きつける対策ということも、かなり横断的に考えていかなければいけない課題というのがいくつかありますので、それはしっかりと県庁組織がありつつも、県庁の今の組織体制がありつつも、横断的に検討していく仕組みをしっかりととっていくというのが重要なことかと思っております。これもかなりチャレンジングというかいろんなところでそういった取組というのは、チャレンジされていますけれども、それがしっかりと回って、新しい取組を考えていけるような体制というものを今、検討しているところでございまして、またこれは組織の体制づくりのところで、改めてご説明をさせていただきたいかと思っております。
(中国新聞)
中国新聞の鈴木と申します。新病院の整備についてお聞きしたいのですけども、新年度、実施設計に着手されたりとか、引き続き県病院の跡地の活用とか、そういったところを検討されていると思うのですけども、皆さん県民の方の関心事だと思いまして、どういう病院ができるのだろうとか、集約化されて便利になるのかどうかとか、一方で中山間地域に住み続けるには医療もないといけないですし、あまり集約化していいのだろうかとか、いろいろ県民の方も関心を持っていらっしゃると思うのですけども、改めてこの新しい病院の整備に向けた思いやこの新病院の役割について、ちょっとお聞かせいただけますでしょうか。
(知事)
人口が少なくなっていく中で、医療体制をどうしていくかと考えた時に、今の課題というのが、広島の課題としては、若手医師の数が減少しているということ。そして、個々の医療機関でも人手不足ということが言われておりまして、それを主な原因として、救急搬送患者の受け入れに大変時間がかかるという状況が、そういった事例が、年々増加しているという状況がございます。またご指摘のとおり、医師が地域偏在していたりとか診療科が偏在しているということがございますので、そういったことに対応していくために、今回新しい病院を作りまして、医療資源についても集約化をして、様々な対応、特に救急の患者さんをしっかりと受け入れていく体制を作っていかなければならないということで、今回の高度医療人材育成拠点構想が進んでいると理解しておりますし、私としてもそれが非常に、これからの医療体制を整備していくということに対しては大変重要なことだと思っております。集約化するということだけではなく、他の病院も含めての連携体制を構築していかなければいけないと思いますので、単に場所として、集約していくというだけではなく、それぞれの医療機関ごとの補完の体制でありますとかもしっかりと構築していくために、この新病院が中心となってその役割を果たしていきたいと考えております。
(読売新聞)
ありがとうございます。
(中国新聞)
中国新聞の河野と申します。ちょっと確認があって質問するのですけど、湯崎知事の時は、毎回この予算発表の時に予算志向から成果志向への転換というのを掲げておりまして、今回はその文言はないのですけども、横田知事の考えをお聞かせください。
(知事)
予算は何のために実施するのかというと、やはり成果を上げていくために実施するということで、当然成果を求めてやっていくということには変わりありません。特に今、私から、その言葉を言っていなかったのは確かに言っていなかったですけども、そういった気持ちというか県庁全体としてもちろん成果を上げていくための予算であるということは、徹底していると思いますし、そういったことを私としても、しっかりと職員に浸透していけるようにこれから対応していきたいと思っております。
(中国新聞)
あと1つだけ、横田知事は知事選挙で、若者の転出超過が重要課題だとずっと訴えてこられました。ただこの予算編成を見る限り、ほぼ若者減少対策がもうほぼ既存事業になっていて、柱となる新しい事業というのは、見受けられないのですけども、その辺についてのご認識というのはいかがでしょうか。
(知事)
新しい取組としましては、楽しみを増やすということで、いくつか新しい取組というのは実施しようとしているところでございます。若者の減少対策は、そんな一朝一夕に解決できることでもありませんので、教育の充実であるとか、医療の充実であるとかそういったことも含めて総力戦であると考えております。転出超過対策のためにこれをやればというのがもちろんあればいいのですけれども、なかなかそういうものではないかと考えておりますので、様々な取組の中で、新しい要素も入れながら、進めていきたいと思っております。これでおしまいでは当然ないので、いろんな若者の意向でありますとか、現場の状況もしっかりと把握した上で、また新しい対策というものも考えていきたいと思っております。
(事務局)
お時間の関係で最後の質問したいと思いますが、いかがでしょうか。
(朝日新聞)
朝日新聞の山中です。ページで言うと6ページになります。多様な暮らし方・働き方を選択できる環境づくり、この中で業界ごとの女性活躍の機運醸成をされるというところで、アクションプランをというところに言及があったと思います。ここの認識ですけども、なかなか県全体として機運醸成が足りないということではなくて、やはりその業種や会社の大きさとか、このあたりにバランスというか、差があるので、ここら辺を埋めていきたいという感じなのか、この辺り知事のお考えを教えてください。
(知事)
女性活躍の状況は、かなり変わってきているとは思います。でも全体として見て、十分なのかというと、やはりいろんなところにまだまだ課題はあると思っておりますので、これを1つ1つ丁寧にやっていく必要があるかと思っております。そのアプローチの方法として、やはり業界全体で、業界によって、やはり状況は違うと思いますので、その業界ごとにアプローチをしていくというのが、効果的な方法ではないかと思っておりまして、今回そういった手法を取り入れて、アクションプランを業界ごとに作っていくという、そういった方法をとっていきたいということです。
(朝日新聞)
ありがとうございます。この分野の施策も、やはり知事としてはしっかり力を入れていきたいものの1つと理解してもいいですか。
(知事)
はい。そうです。
(朝日新聞)
了解しました。ありがとうございました。
(事務局)
それでは終了時刻になりましたので、以上で終了したいと思います。ありがとうございました。
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