「もしも」のために今できる備えを

もし広島県で洪水が起きたら

12年ぶりの地震被害想定調査では、広島県でも大きな被害が想定されています。出水期を迎え、豪雨災害も気になる今、県民代表が「今すぐできる備え」を取材しました。

県民代表が県庁へ取材に行ってきました!

防災職の冨田さんと岡本さんファミリー

県民代表として岡本良二さん、弥弦(みつる)くん、優華さんが県庁を訪問。広島県の危機管理監で防災職を務める冨田勇斗さんに、家庭でできる防災対策や、いざという時に備えて日頃から心掛けたいポイントを聞きました。

南海トラフ巨大地震が起こったら広島県では何によって命を落とすケースが多い?

津波と建物の倒壊はどちらが多い?
  • ①津波
  • ②建物の倒壊

さて、どちらでしょう!?

想定死者数の90%が津波が原因

答えは津波

冨田答えは①津波。広島県が令和7年10月に発表した地震被害想定調査では、死者数が最大約14,000人、そのうち約13,000人は津波によるものと想定されています。

優華瀬戸内海に面する広島で、津波被害が大きいのは驚き!

冨田広島の街がどうなるか、特別にVR体験をしてみましょう。

広島県にも津波が来るの?

良二広島市中心部に津波が…

冨田30㎝でも身動きがとれなくなり、腰の高さになると命の危険があります。

津波の最高水位は約4m!

冨田南海トラフ巨大地震が発生した場合、広島県内では最高水位約4mの津波が想定されています。

優華VR映像では、顔まで濁流が襲ってきて、怖かったです。

浸水想定区域

冨田広島防災Webでは、最大クラスの津波による浸水想定区域を確認できます。避難場所や避難経路を見直す際に、ぜひ活用してください。

自分の地域の津波の危険性をチェック!

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いち早く避難すれば被害は減らせる

防災職の冨田さんに津波の備えについて話を聞く

冨田想定死者数は早期避難をしなかった場合の想定で、いち早く避難すれば被害は減らせます。本当に大切なのは、「もしも」に備えて、今できる準備をしておくことです。

津波から逃げる備え

遠くより、すぐに高い場所へ

津波から逃げる場合は2階以上へ避難

冨田津波のおそれがあるときは、迷わずすぐに避難しましょう。目指すのは、「遠く」ではなく「より高い場所」です。

【備えのポイント】

  • 近くの高台や2階以上の鉄筋コンクリート造の建物、商業施設へ避難
  • 学校、職場、買い物先など、よく行く場所の避難先を事前に確認する
  • ハザードマップで、津波の浸水想定区域を確認する
緊急避難施設マーク

優華どのビルに逃げてもいいのかな?

冨田「緊急退避施設」のマークが付いたビルは避難OK!普段から探しておくといいですよ。

地震の揺れから身を守る備え

家の中にも、命を脅かす危険があります

地震の揺れで家具が倒れてくるVR映像

冨田「いつもの部屋」が、地震の瞬間に危険な場所へ変わることがあります。今できる備えから始めましょう。

【備えのポイント】

  • 住宅の耐震化を進める
  • 家具は固定し、倒れても逃げ道をふさがない配置にする
  • 寝る場所やよく過ごす場所、出入口付近の家具配置を確認する

広島県は土砂災害警戒区域が日本で一番多い!?

土砂災害で倒壊する家屋 出典: 土砂災害ポータルひろしま

良二津波・地震への対策は分かりました。その他に気を付ける災害はありますか?

冨田広島県は、土砂災害警戒区域が日本で一番多いうえに、水を含むと崩れやすい地質(真砂土:まさど)が広がっているんです。早速、土砂災害のVRも見てみましょう。

大雨の中いつ逃げればいいのか

優華大雨の中、逃げても大丈夫か不安…。逃げるタイミングっていつなんだろう?

防災気象情報を確認しよう

冨田令和8年5月 29 日から新しくなった防災気象情報では、色やレベルの数字を見るだけで避難の判断がしやすくなりました。警戒レベル4は全員が避難するタイミングです。防災気象情報や避難情報を見て、ご自身や周りの人の状況に合った避難のタイミングを確認してみてください。

新しくなった防災気象情報の詳細についてはこちらから

link

平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の教訓

平成30年7月豪雨時の被災状況(熊野町)

平成30年7月豪雨時の被災状況(熊野町)

冨田平成30年7月豪雨では、広島県内で死者・行方不明者150人超、住宅被害13,000棟以上の被害が発生しました。命を守るためには、「いつ避難するか」を事前に決め、気象情報や避難情報を確認し、安全な場所へ早めに避難しましょう。

避難のスイッチをONにして、早めに避難!

防災職の冨田さんから土砂災害の備えについて話を聞く

冨田7月からは台風が多くなり、大雨による土砂災害や川の氾濫などが発生しやすくなります。災害を体験された方の教えは、安全に避難できる「逃げ時」を逃さず、「自分で避難を決断する」ことが大切ということです。

大雨・台風から命を守る3つのポイント

1. 危険な場所を知る ~わが家は安全?~
  • 自宅周辺の土砂災害や浸水の危険性を、市町のハザードマップ等で確認する
2. 避難場所の確認 〜どこへ逃げる?~
  • 自宅や職場、学校の近くにある避難場所を確認
  • 避難場所を家族で共有しておく
3. 逃げるタイミング 〜早めの避難行動を〜
  • 避難に時間がかかる人は「警戒レベル3 高齢者等避難」で避難を開始
  • 危険な場所にいる人は「警戒レベル4 避難指示」で全員避難

目的別に備える、3つの備蓄品

万一の災害に備え、普段から飲料水や保存の効く食料、生活に必要な物を備蓄しておきましょう。

3種類の備蓄品
日常で持ち歩く「携帯用」
外出先での災害に備えて、防災アイテムを準備しましょう。
避難場所に持って行く「持出用」
避難に備え、非常持出品を準備。両手が使えるリュックが便利です。
家に置いておく「備蓄用」
物流停滞や休業、停電の可能性も。最低3日分の備蓄を。

備蓄品の詳細はこちら

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LINEで手軽に防災対策!

スマホで手軽に避難計画を作ろう

広島県LINE公式アカウントの「わが家の避難計画」が便利!簡単3ステップの設定で自宅周辺の災害リスク、避難場所を自動的に表示します。危険が迫ったときには、避難のタイミングで通知が届きます。

「わが家の避難計画」の作成はこちら

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